2023年8月4日（金）に「継続・育成型ＳＴＥＡＭガールズin SAGA・SASEBO」の一環として、佐世保市及び近郊の小中高生及びその保護者を対象に、『リケジョ集まれ！サマーサイエンス！』を実施しました。
講話や実験体験を通じて、理系分野への親しみをもってもらうことを目的としています。今回は、中高生がダイバーシティの入門講話やエアインチョコや発泡入浴剤づくり、血液ルミノール反応、血液型などの実験を体験しました。
佐世保市近郊の高校生13名（女子12名・男子1名）、中学生15名（女子10名・男子5名）、保護者2名の合計30名の参加がありました。また、佐賀大学より教職員1名、長崎国際大学より教職員6名、九州文化学園小中学校より教職員6名が参加しました。
１．ダイバーシティ入門講座 ～ダイバーシティ＆インクルージョン～
佐賀大学ダイバーシティ推進室の荒木薫先生からご挨拶と本企画の趣旨の説明があり、ダイバーシティ(多様性)を一歩進め、その多様性を活かすインクルージョン(包括)に取り組むこと、他人との違いを尊重し、違いに価値を見出すことなどのお話などがありました。
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２．泡の科学～エアインチョコ、発泡入浴剤を作ろう～
家庭科室では、長崎国際大学健康管理学部の古賀貴子先生、吉永奈津希先生が、「泡の科学」をテーマに実験を行いました。実験では、チョコレート、重曹を材料にエアインチョコ作りに取り組み、チョコレートの形状変化や食感の変化を体験しました。また、重曹、クエン酸、消毒用エタノールを材料に、発泡入浴剤を作り、材料を混ぜたときの温度変化などを確認しました。
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３．科学の力で名探偵！～血液ルミノール反応、血液型判定～
理科室では、長崎国際大学薬学部の大庭先生が、実験体験会「ルミノール反応を体験しよう！」をテーマに実験を行いました。ルミノール反応の仕組みについて説明を受けた後、実際に血痕らしきものがついた紙に、ルミノール試薬溶液をスプレーし、発光反応の有無を調べました。
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また、長崎国際大学薬学部の小川由起子先生が、実験体験会「血液型を判定しよう！」のテーマで実験を行いました。2種類の抗体にそれぞれ被検血球を滴下し、振り混ぜた後、血球の凝集の有無を肉眼で観察し、血液型を判定しました。
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今回、参加した皆さんからは、「普段学べないことがすごく学べたのでよかった」「面白く楽しかったので参加してよかった」「実験を通して自分が理科好きだと感じた」「実験がとにかく楽しかった」「実験できて理科って楽しいと思えた」など、様々な感想を頂きました。理系の魅力を感じてもらういい機会になったようでした。
ご参加いただいた皆さん、また、ご協力いただきました、先生方はじめ九州文化学園小中学校ほか関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
このプログラムは、国立研究開発法人 科学技術振興機構（JST）からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の助成を受けて実施しており、長崎県教育委員会・佐世保市教育委員会・西海市教育委員会・佐世保市PTA連合会様にご後援をいただいています。長崎国際大学・佐賀大学・西九州大学・佐世保工業高等専門学校は、中高大接続の一環として、女子中高生の科学・ものづくりへの興味を促し、自分自身のキャリアデザインを考える場を提供していく「継続・育成型ＳＴＥＡＭガールズin SAGA・SASEBO」を展開していきます。
