報告日2023年12月26日

佐賀県立鳥栖高等学校で「化学が導く未来切符 ~研究者・大学生とはなそう!~」を実施しました

開催日2023年12月21日(木) 場所佐賀県立香楠中学校・鳥栖高等学校

2023年12月21日(木)に、STEAMガールズin SAGA・SASEBOの一環として、佐賀県立香楠中学校・鳥栖高等学校にて、「化学が導く未来切符 ~研究者・大学生とはなそう!~」を実施しました。

はじめに、大竹亜紗美先生(理工学部理工学科化学部門)に、「迷った理系進学」という演題でお話いただきました。高校生の時は文系科目が得意だった大竹先生が理系を選択した理由や、教員になるまでどのようなキャリアを歩まれたかについて話していただきました。

続いて、理工学部理工学科応用化学コース4年生の松本沙弥さんと伊福寧々さんに、高校時代から大学入学に至るまでどのような理由でどんな選択をしてきたのか、実際の大学生活、卒業後の進路(就職と進学)について話していただきました。

実験体験会では、「炭素がかかわる、身近なもの・新しいもの」というテーマで、坂口幸一先生(理工学部理工学科化学部門)のご指導の下、テレビやスマートフォンに使用されている液晶パネルの仕組みなどについて実験を通して学びました。

大竹先生のお話 松本さんと伊福さんのお話
坂口先生の実験体験会

実験の様子①
赤・青・緑の最適な配分とは?(最適な配分の場合、ブラックライトで白色に発光します)

実験の様子②
文字(炭)に電気が流れる!?LEDが発光しています。

実験の様子③
偏向パネルを用いた万華鏡作成

ご参加いただいた中高生の皆さん、また、ご協力・ご共催いただきました佐賀県立香楠中学校・鳥栖高等学校の先生方に心より御礼申し上げます。
このプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の助成を受けて実施しています。佐賀大学・長崎国際大学・西九州大学・佐世保工業高等専門学校は、中高大接続の一環として、女子中高生の科学・ものづくりへの興味を促し、自分自身のキャリアデザインを考える場を提供していく「継続・育成型STEAMガールズin SAGA・SASEBO」を展開していきます。