報告日2021年10月26日

長崎県立大村高等学校で出張講義「大学生による商品開発プロジェクト」を実施しました

開催日2021年10月22日(金) 場所長崎県立大村高等学校

2021年10月22日(金)に継続・育成型STEAMガールズin SAGA・SASEBOの一環として、大村高等学校にて同高校2年生を対象に、西九州大学健康栄養学科の安田みどり教授が「大学生による商品開発プロジェクト」というテーマで講義を実施しました。食を用いたストーリー性のある商品開発を行う際の着眼点や留意点について学び、3年次からの課題研究に役立てることを目的としています。

今回は、大村高等学校2年生35名(女子35名)、教員3名 合計38名。西九州大学より教員1名・事務1名が参加しました。

講義の前半では自身が関わった「商品開発」の経過と実績について説明し、とそのやりがいについて講演しました。後半は生徒達がグループ毎に分かれ、各グループで新商品を考案するというワークを実施しました。

 生徒達は皆楽しそうに受講し、多くの生徒は商品開発という仕事に興味をもってもらえたと思います。

講演の様子

 

ワークの様子

 

参加した生徒の皆さんからは、「自分の考えだけで作るのではなく、チームで力を合わせることや環境を考えたアイデアが大切ということが分かった」「“ひしぼうろ”を作り出されたお話しを聞いて感動した」など、様々な感想を頂きました。理系の魅力や商品開発、自身の進路について考えるよい機会になったようです。

ご参加いただいた高校生の皆さん、また、ご協力いただきました大村高等学校の先生方に心より御礼申し上げます。

このプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の助成を受けて実施しています。西九州大学・佐賀大学・長崎国際大学は、中高大接続の一環として、女子中高生の科学・ものづくりへの興味を促し、自分自身のキャリアデザインを考える場を提供していく「継続・育成型STEAMガールズin SAGA・SASEBO」を展開していきます。