報告日2020年12月23日

佐賀県立香楠中学校・鳥栖高等学校で「AIロボットを知ろう ~ ダイバーシティ入門講座付き実験体験会~」を実施しました

開催日2020年12月23日(水) 場所佐賀県立香楠中学校・鳥栖高等学校

 

2020年12月23日(水)に、継続・育成型STEAMガールズin SAGA・SASEBOの一環として、香楠中学校・鳥栖高等学校の学生を対象に『AIロボットを知ろう~ダイバーシティ入門講座付き実験体験会~』を実施しました。参加者は、香楠中学校3年生女子14名、鳥栖高等学校年生女子1名、2年生女子6名の合計21名、教員4名でした。

 

最初に、佐賀大学ダイバーシティ推進室の荒木副室長より「ダイバーシティ入門講座」、次に、佐賀大学理工学研究科修士2年生村上玲奈さんより「私が選んだ理系への道」と題して理系女子大学院生の講話がありました。大学生活の紹介や大学での研究の話があり、研究をすることで、専門知識だけではなく自ら考えるチカラが養われたという話がありました

荒木副室長による「ダイバーシティ入門講義」
大学院生による「私が選んだ理系への道」

 

 

 

次に、佐賀大学理工学部理工学科情報部門の福田修教授による、講義及び実験体験会『ロボットハンドを使ってAIを育てる』が行われました。

 

 

福田先生による講義 実験体験会① 異常検知について
実験体験会② 物体認識について 実験体験会③ 義手の制御について
実験体験会③ 義手の制御について  

講義の中では、視覚と人工知能を備えたロボットハンドの研究を通して、画像認識やAI、ロボット制御の仕組みを紹介され、最先端のロボット研究が私たち人間自身の理解やAIの発展に関係していることを学びました。

会の後半には実験体験会として、研究室の多種多様な機械が登場し、大学院生と中高生みんなでデモンストレーションを行いました。

参加した女子中高生からは、

「AIについて調べていたので、科学技術により興味を持ちました。」
「デモンストレーションがとても楽しかった。AIってすごいと思った。」
「知らない事を知れて、自分の選択できるものが増えた。」
など、沢山の感想を頂けました。

 

ご参加いただいた中高生の皆さん、また、ご協力・ご共催いただきました佐賀県立鳥栖高等学校の先生方に心より御礼申し上げます。
このプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の助成を受けて実施しています。佐賀大学は、中高大接続の一環として、女子中高生の科学・ものづくりへの興味を促し、自分自身のキャリアデザインを考える場を提供していく「継続・育成型STEAMガールズin SAGA・SASEBO」を展開していきます。