致遠館中学校で「文理選択を考えよう~ダイバーシティ入門講座付き実験体験会」を実施しました

開催日2018年12月20日(木) 場所佐賀県立致遠館中学校

2018年12月20日(木)に、リケジョプラットホームin SAGAの一環として、佐賀県立致遠館中学校にて同中学2年生を対象に、「文理選択を考えよう~ダイバーシティ入門講座付き実験体験会」が実施されました。対象となる生徒さんたちは、ちょうど文理選択の希望調査が行われている時期であり、実験体験会・大学生の講話を通じて大学進学を身近に考えてもらうことを目的としています。

今回は、第1部(大学教員・女子大学生による講話)に56名、第2部(実験体験会)に32名、佐賀大学より教員2名、TAとして女子大学生・大学院生、合計4名が参加しました。

まず、ダイバーシティ推進室の荒木 薫 副室長が、「ダイバーシティ入門講座」の講義を行いました。今後皆さんが出ていく社会では、領域横断的な知識力と発想力が今以上に必要となること、、文系理系と決めてしまうことで、学ばない分野がでてくるのはとても勿体ないので様々なことに興味を持ってほしいという話がありました。

次に、佐賀大学の大学生2名(経済学部・理工学部)による、講話がありました。経済学部の大学生の内田さんは、もともと高校在学時は理系だったそうですが、経済学部に進学されました。経済学部は数式を使うことが多く、高校時代数学を学んだことが大学生活を送るうえで非常に強みなったという話がありました。理工学部の大学生の横山さんは、国語と社会が苦手で理系を選択されたそうですが、女子が少ない理工学部では「リケジョ」の絆が強いこと、実験が楽しいこと、理系の考え方が社会生活に繋がること、英語の勉強が楽しくなったことなど、様々な観点から理系の魅力を伝えてもらいました。

第2部では、農学部附属アグリ創生教育研究センターの川添嘉徳特任准教授による実験体験会「DNAを抽出してみよう!」がありました。DNA構造やメンデルの法則、遺伝子がどこまで生き物を規定するのか、など興味深い講義が行われた後、すり鉢・すりこぎ・コーヒーフィルター・洗剤・食塩等を 用いて太さ約0.2nm (0.0000002 mm)のブロッコリーのDNAを抽出しました。参加した生徒達は時折笑顔を見せながらも熱心に取り組んでいました。実験の合間には、ギムネマ茶とチョコレートで、ギムネマの甘味阻害効果を体感したり、アルコールランプを使った炎色反応の演示実験が行われたり、中学校の理科の学びが現在の生活に多く活用されていることを教示頂きました。

ご参加いただいた中学生の皆さん、また、ご協力・ご共催いただきました、佐賀県立致遠館中学校の先生方に心より御礼申し上げます。

このプログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)からの受託事業「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の助成を受けて実施しています。佐賀大学は、中高大接続の一環として、女子中高生の科学・ものづくりへの興味を促し、自分自身のキャリアデザインを考える場を提供していく「リケジョプラットホームin SAGA」を展開していきます。